Vol.8 先進地研修会に参加

北薩森林組合通信 Vol.8

志布志港など先進地を視察
-かごっま材輸出推進協議会が研修会-

 

 かごしま・北薩・伊佐・屋久島の4森組で組織する「かごっま材輸出推進協議会」は、10月15~16日に先進地研修会を開催。
 志布志港や製材加工施設・曽於市森林組合木材流通センター・伊万里木材市場を訪問し、木材流通の動向や今後の見通しなどについて情報交換をした。

 

 

志布志港⇒ 原木を積んだトラックが頻繁に行き交う外港地区には、膨大な量の原木が集積され、着岸した船舶への積み込み作業に追われる光景が見られる。
 同港の2018年の丸太輸出量は、37.2万㎥で全国取扱量115.7万㎥の32%を占めており、日本最大の輸出港である。
 原木は鹿児島・宮崎の4森組で組織する「木材輸出戦略協議会」を中心に供給されている。
 主力である中国向けの輸出については、コロナ禍の影響もあり一時停滞していたが、現在は安定して取引されている。

 

曽於市森林組合木材流通センター 年間取扱量6.8万㎥のうち8~9割は林産事業から調達している。しばらく低迷していた相場価格は回復基調にある。
 今後とも素材生産体制の強化と併せて、遅れている伐採後の再造林を進めて森林資源の循環利用を図りたい。

伊万里木材市場⇒ 国産材原木取扱業者としては国内最大級である伊万里木材市場の2019年度の取扱量は60万㎥であり、システム販売が98%を占めた。
 佐賀県伊万里市の本社のほか、九州各所に拠点を持ち、南九州営業所の取扱量は約22万㎥。原木の流通販売に留まらず素材生産や森林整備にも取り組んでいる。

By.F